みんなの「親への手紙」 001 怖くて声も出せず泣いてた

名前  エム
性別  女
年齢  57歳
職業  無職

母へ。

 物心ついた時には、両親が離婚していて、
私と兄は母方の祖母に育てられた。
 私が小6の冬に祖母が亡くなり、私と兄はあなたと義父の元へ引き取られたね。

 あなたは「お母さん」と呼ぶことを私たちに禁じて、近所には「親戚の子を預かってる」と嘘までついて、いつまで経っても私たちを実子と言わずに暮らしてた。


 あなたは、兄だけを可愛がり、私を邪魔者扱い。
 あなたからの暴言、今でも全部覚えてるよ。


 義父からは「おまえは女中やらせるために引き取った」とか、たくさんの暴言吐かれてたのに、あなたはそれを薄ら笑いして無視してた。

 中1くらいから、義父が私の体を触るようになり、下着の中へ手を入れ、体をまさぐってきた。
 指も入れられ、怖くて声も出せず泣いてた。

 ある日、義父は私の上に乗り、犯そうとした。
 その時は、大きな声で拒否していたら、兄が自分の部屋から出てきてくれたので、私は犯されずに済んだ。
 でも、隙あらば体を触るので、「やめろ!」と言った。
 それをきっかけに、義父からの暴力が始まり、機嫌が悪いと私を殴る蹴る、頭や顔に重いラジカセを投げ落とす、などなど。

 義父からの暴力は、年々激しくなり、「このままでは殺される」と思って真夜中に荷物を持って伯母の家に逃げ、それまでのことを(性的虐待は言えなかった)すべて話し、伯母があなたと義父を叱ってくれて、やっと暴力からは解放された。

 けど、代わりに、暴言がヒドくなっていったんだよ。
 ふたりとも自覚ある?

 義父は私に暴力振るわなくなったけど、いきなり私が着ている服を力づくで破り、上半身ほぼ裸にされたり、とにかく私を苛めぬいてた…。
 私の感情が無くなるほどに。

 そんな時も、あなたは薄ら笑いしながら見てたね。
 それは、私が家を出た21歳まで続いた。


 そうそう、私が14歳の時には、あなたが経営するバーへ連れて行って客の話し相手をさせたね。
 暗い店内で怖くて、早めに帰った。
 私が帰宅したら、義父は「どうだ!使い物になりそうか?」とあなたに聞いて…。

 あなたは、「こんなの使い物にならない!」と吐き捨てるように言ったね。
 まだ14歳の娘が使い物になるなら、そのほうがおかしいでしょ?
 普通の14歳の女の子だよ?

 きっと私が使い物になりそうなら、売春でもさせるつもりだったんだよね。
 義父が働かない人だから、私を使って金儲けしようとしてたんでしょ?
 畜生以下だよ!

 あなたと義父は!

 現在、あなたは3人目の結婚相手と県外で暮らしている。
 義父は、数年前に脳内出血で倒れ寝たきり。
 正直、義父に対しては「ざまーみろ!」としか言えない。

 ここ1年半くらいから、あなたともかなり疎遠になれたので嬉しい
 たまに、あなたは電話してくるけど、もう電話にも出ないでいようと思ってる。

 文才ないので無茶苦茶な手紙になってるけど…、ずっとずっと言いたかった。
「私はあなたが大嫌い!」

 私は、あなたを反面教師にして生きています。
 そして、PTSDを克服する! 絶対!



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