■柏木ハルコさん、応援コメント

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家庭は密室であり、子供は無力
マンガ家 柏木ハルコ

 『健康で文化的な最低限度の生活』を描くとき、生活困窮に陥った多くの人から話を聞きました。

 その中で、子供の頃から親から虐待を受け、そして今もその後遺症に苦しんでいる人々が
少なからずいることを実感しました。

 この世の中には残念ながら子供を虐待する親が存在します。

 家庭は密室であり、子供は無力です。
 それは想像するだけでも、とてつもなく恐ろしい空間です。
 その闇は深く、後々まで残る傷跡を残します。

 どうしたら彼らがそんな空間から逃げ出せるのか-------------
  この問いを皆で考え、知恵を出し合い、価値観を共有し、行動し、そうして、世の中を少しずつ変えていく・・・

 この本がそういうことのきっかけとなれば良い、心からそう思います。

 このプロジェクトに多くの方が賛同していただけますよう、またこの本が多くの方に読まれますよう、心よりお祈りしております。