みんなの「親への手紙」 006 最低だった、母へ

お名前 ましゅー
性別 女性
年齢 47歳
職業 専業主婦

 私はあなたの実子だったにも関わらず、幼いころから暴言を吐かれ、殴られ、蹴られ、泣くと怒鳴られてたよね。

 異母姉妹の姉たちには、ちゃんと手作りの料理を作って出すのに、私はいつもレトルト食品・おにぎり・パンばかりで、小学校で「母の日の手紙」で毎年嘘を書くのが、とてもとてもつらかったよ。
 姉たちに気を使うあまりに、自分の子供はサンドバックにしてもいいと、頭と心がマヒしていたのかな?

 暴言吐くくせに、「完璧になりなさい」と言っては、テストで満点とっても当たり前、90点だとぼろくそに罵って叩いて、あれが躾だと中学の時は言ってたけど、今でも同じことを思っているのかな?

 私があまりに苦しくて、リストカットしたら、笑いながら「どうせ死ぬ勇気もないくせに」って言ったよね。
 不登校になった時も、「なんで、あんたみたいのが私の娘なのか、ハズレが産まれた、なんでこんなのが私の子になったのか」って言ったこと、どうせ覚えていないのだろうな。

 都合のいい時だけ、自分の産んだ娘なのにと言っては、姉の債務整理・父親の介護・葬儀・なんでもかんでも面倒なことは私にさせては、礼の言葉一つもらえなかった。
 悲しいこの気持ちは、伝えても理解出来ないことでしょうね。

 外面のいいあなたのことを「いいお母さんね」など褒められるたびに虫唾が走り、「本当は違う」と言ったこともあったけれど、「産んでくれた親をそう言うものではない」と、言われ、さらに傷が大きくなったこともあったっけ。

 両親の介護をせず、逃げた姉夫婦のかわりに仕事をしながら世話をしても、「ありがとう」と言われず、ヘルパーさんには笑顔で「ありがたい、助かります」というあなたを見ては、疎ましく思い苦しい苦しい毎日を過ごしたことが昨日のようで、時々見たくもないのに夢にまで出てきて、今でも私を苦しめて楽しい?

 あなたが亡くなったからこそ言えるけどね。
 私こそ「なんで、私はこんな女を選んで生まれてきたのかな?過去でよほど悪行をしでかしたのか!」と言いたいよ。

 死ぬ前にも、恨みつらみ言いたかったけれど、あなたはずるい女だから、認知症になってすべて忘れていたっけね。
 よくいじめをした首謀者はそれを忘れるが、やられた方は忘れないというけど、まさしくそれだと思ったものだよ。

 もう二度と会いたくない母へ。
 私は、「あなたには幸せになれるわけがない。結婚できるわけがない」と言われ、育ったけどね、私のすべてを受け入れ、結婚してくれる人がいて、その親御さんは「今までつらかった分、休みなさい」と言ってくれるよ。

 子供も生まれ、育てるの不安だったけれど、その子も真っすぐ育っている。
 私がしてほしかったこと、かけてほしかった言葉、それがいま生かされているよと、あなたに皮肉交じりで自慢してやりたいよ。

 さよなら、母さん。
 あなたとは別の道を私は歩み、幸せになって、見返してやります。


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