■岩瀬香奈子さん、応援コメント

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多くの人に子供の現状を知っていただきたい
株式会社アルーシャ代表取締役 岩瀬香奈子

 児童虐待の問題を知ったキッカケは、児童たちの話を耳にしたことでした。

 弊社は、日本に暮らす難民の自立支援を目的に、難民にネイルアートの技術を教え、ネイリストに育成し、仕事の場を提供しています。

 2010年から、難民ネイルサロンを運営しているのですが、そのPRを女優/タレントのサヘル・ローズさんに「広報大使」としてお願いしています。

 あるとき、サヘルさんから「応援している児童施設の児童もネイル研修に参加させてもらいたい」と相談がありました。

 もちろん快諾し、児童が参加するようになりました。

 その後、5年ほど前からNPO法人ブリッジフォースマイルの事務局長・菅原亜弥さんと古い友人という縁で、児童施設の中高生たちが春夏冬休みに職場体験(ネイル研修)に来るようになりました(※上の写真は児童たちが研修で作ったネイルチップ

 研修中の児童どうしの話を聞いていると、「お父さんに首絞められた」などの衝撃的な話をしていたり、不自然な傷痕のある児童がいたり、事態の深刻さを感じました。

 研修参加児童には「本当に困ったときは連絡して」と伝えています。

 大人には、虐待に苦しむ子供がいることを知って欲しいです。
 この本が無事出版され、1人でも多くの大人に子供たちの現状を知っていただきたいです。

 同時に、傷ついた子供には、同じように苦しむ仲間がいること、1人ではないこと、頼れる味方大人もいることを知ってもらいたいです。

※この本は、多くの方々の寄付と事前購入によって、2017年10月に『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』(dZERO刊)として発売されました。
 現在、全国の書店やAmazonなどで購入できます。


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