名前 柳
年齢 19
職業 アルバイト
性別 女
母さんへ。
私は小一の頃から、あなたから暴力を受けていましたよね。
最初は 、私が悪いことをしてお尻を叩かれることから始まって、ビンタやものを投げつけたり、だんだんエスカレートしていったよね?
今でも覚えてます。
唯一希望だった、幸せと感じる祖父母の家で過ごす土日は、救われる気分だった。
けどね?
あなたがいっつも行く前に「余計なことは言うなよ」って言うじゃない?
だから、ずっとずーっと我慢した。
我慢して、中学校でもいじめられて、我慢して、もう限界だった。
姉からも暴力を振るわれてたの、知ってた?
母さん。
母さん、あのね?
ほっぺ殴られたよ。
母さん、あのね?
姉ちゃんにお財布のお金取られちゃった…
母さん…母さん…あのね?
こっち向いて慰めて…?
いい子いい子してよ…
小さい頃は、してくれたじゃない…
嫌なことや怖い夢を見て泣いてた時、してくれたじゃない。
あなたが撫でる優しい手は、私を殴る怖い手に変わったのよ。
姉ちゃんがある日怒って、私をテレビのリモコンで殴った。
初めてその日、対抗心というか、反撃をして「やめろ」と叫んだ。
姉ちゃんのアッパーがもろに顎に入って、私は床に思い切り後頭部をうちつけて、脳震盪を起こした。
正直、ざまあみろと思った。
これで後悔すればいい。
やりすぎたと反省すればいい。
謝れ…私に謝れ。
そう感じた。
けれど、しばらくして帰ってきたあなたは、姉ちゃんを慰めたよね。
なぜ?
私が悪いの?
どうして私を慰めてくれないの?
母さん…こっちを向いて…
しばらくして高校生になり、一人暮らしをするために働いてお金を稼いだ。
あなたは、その頃には私のご飯もつくらず、父には作り、洗濯も使うフライパンも別。
何もかも別々にしたがる。
高校から帰り、リビングを通るのが、苦痛で仕方なかった。
父とあなたのいちゃついたやり取りを聞くのも苦痛で、何度も気が狂いそうになった。
そのたびに殴られ、罵詈雑言を吐かれた。
でも、大丈夫。
まだ母さんは、私のこと好きでしょ?
いい子にしてれば大丈夫。
「クソガキ。
あんたなんかうまなきゃ良かった。
消えてくれ。
頼むから消えてくれ」
今でも覚えてるよ?
それくらいショックだった。
もう、いい子ではなくなってしまったということと、とっくに母さんからは私への愛情が消えてしまっていたこと。
それが悲しくてならなかった。
この傷はもちろん、あなたからされたことでなってしまった病気。性格。
一生忘れない。
母さん…、母さん、あのね?
絶対に許さない。

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